海洋工学研究会からのお知らせ

第144回 日本航海学会 海洋工学研究会 のお知らせ

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  【内容】 Zoom によるオンライン発表会 

 【タイトル】 「今後の新練習船における海技士教育、海洋観測・調査、防災対応の在り方

  【主旨】 昭和の終わりから平成の初めにかけて建造された、旧商船大学や商船高専の
      練習船がリニューアルの時期に入っている。

      こうした商船系の練習船と前後して、水産系大学の練習船の建造も行われてきた。
     平成29年5月の海洋工学研究会では、平成28年3月に竣工した東京海洋大学「神鷹丸」
     の見学会や、平成30年3月に竣工予定の長崎大学「長崎丸」の建造に関する事例発表
     等を行い、今後の練習船の維持や発展のための情報交換を実施してきたところである。

      現在、3級海技士養成施設である、商船系大学及び高専で新練習船の計画から建造
     が進められているが、これらの練習船には、従来からの「海技士教育の練習船」に
     加え、「海洋観測・調査船」、「防災対応船」としての機能が求められている。
     商船系高専の練習船はシリーズ船でもあるので、「大島丸」での実施体制の確立に
     より、今後に続く練習船隊の企画・設計・建造のモデルケースへの提言を目指す。

      そこでこうした商船系高専の協力体制構築を目的に、今後の新練習船における海技
     士教育、海洋観測・調査、防災対応の在り方について意見交換を行う。

  【日時】令和3(2021)年5月27日(木)15:50~17:50
        

  【ZoomのURL】学会の事前参加登録を行った方に、後日お知らせがあります。

  【講演内容】 (当日の進行により時間には若干変更が生じることがあります)

   ① 開催あいさつ (海洋工学研究会 林美鶴会長(神戸大学)) 15:50-15:55

   ② 各教育機関での取り組み事例紹介 (司会 林美鶴会長(神戸大学))

     各教育機関においての企画・設計から建造予定について紹介や意見交換を行う

     (1) 勝井辰博(神戸大学):神戸大学練習船建造計画について 15:55-16:20

     (2) 千葉元(大島商船高専):大島商船高専「大島丸」の企画・設計から
               建造予定について 16:20-16:45

     (3) 南清和(東京海洋大学):東京海洋大学の新汐路丸代船建造について
               ~建造の過程と求められる学校練習船の姿~ 16:45-17:10

    ( 休憩 )   17:10-17:20

   ③ 総合討論(司会:林美鶴(神戸大学))    17:20-17:45
      今後の新練習船における海技士教育、海洋観測・調査、防災対応の在り方
     について総合的に意見交換を行う。

   ④ 閉会挨拶 (海洋工学研究会 林美鶴会長(神戸大学)) 17:45-17:50

 

   以上となります。多くの方のご参加を歓迎します。

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