海洋工学研究会からのお知らせ
第144回 日本航海学会 海洋工学研究会 のお知らせ(終了)
( 更新年月日:
)
2021年度春季研究会は、日本航海学会第144回講演会において、前回に引き続いて新型コロナウイルス感染拡大の影響により、Zoomを用いてオンライン(リアルタイム)で開催した。
- 日時:2021年5月27日(土) 15:50~17:50
Zoomを用いたオンラインでの開催
- 研究会発表タイトル
今後の新練習船における海技士教育、海洋観測・調査、防災対応の在り方
- 研究会発表の概要
昭和の終わりから平成の初めにかけて建造された、旧商船大学や水産系大学、商船高専の練習船がリニューアルの時期に入ってきた。これらの練習船には、従来からの「海技士教育の練習船」に加え、「海洋観測・調査船」、「防災対応船」としての機能が求められている。
本研究会では神戸大学の「海神丸」、東京海洋大学の「新汐路丸」とともに、商船系高専の練習船としてシリーズ第一船の新「大島丸」3隻の建造状況が報告され、今後に続く練習船隊の企画・設計・建造のモデルケースへの提言に向けた情報交換を行うとともに、会場の聴衆も交えて、活発な意見交換が行われた。
当日の参加者は64名であった。
<内容>
- 開催あいさつ 林美鶴会長(神戸大学)
- 各教育機関での取り組み事例紹介 (司会 林美鶴会長(神戸大学))
- 勝井辰博(神戸大学):神戸大学練習船建造計画について
- 千葉元(大島商船高専):大島商船高専「大島丸」の企画・設計から建造予定について
- 南清和(東京海洋大学):東京海洋大学の新汐路丸代船建造について~建造の過程と求められる学校練習船の姿~
- 総合討論
- 閉会挨拶 林美鶴会長(神戸大学)
以上
(幹事:清水健一)