海洋工学研究会からのお知らせ
第145回 日本航海学会 海洋工学研究会 のお知らせ(終了)
( 更新年月日:
)
2021年度秋季研究会は、日本航海学会第145回講演会において、前回に引き続いて新型コロナウイルス感染拡大の影響により、Zoomを用いてオンライン(リアルタイム)で開催した。
- 日時:2021年10月23日(土) 13:30~16:15
Zoomを用いたオンラインでの開催
- 研究会発表タイトル
今後の練習船に求められる地震・津波への対応や防災教育と災害研究
- 研究会発表の概要
2011年3月に発生した東日本大震災から10年が経過したが、いまだに東北地方を中心とした最大震度5~6規模の地震が発生している。
また、近い将来には東南海地震や首都直下地震も想定されるなど、地震・津波への対応は今後ますます重要なものとなってきている。
そのような中、令和3年5月に開催された、 第144回海洋工学研究会ではこれからの大学、高専系の練習船に求められる機能として「防災対応船」が紹介された。
そこで、本研究会では今後の練習船に求められる地震・津波への対応力の向上を図る上でヒントとなる取り組み事例が紹介され、
練習船での災害対応や防災教育、災害研究の在り方について情報交換を行うとともに、会場の聴衆も交えて、活発な意見交換が行われた。
参加者は22名であった。
<内容>
- 開催あいさつ 鎌田功一会長(鳥羽商船高専)
- 各教育機関での取り組み事例紹介 (司会 林美鶴会長(神戸大学))
- 清水健一(長崎大学):3代目長崎丸による東日本大震災時の航海実例紹介
- 松浦 和幸(静岡県地震防災センター):地震・津波にそなえる
- 林美鶴(神戸大学):津波マリンハザードに関する予測研究~津波渦と水環境~
- 総合討論
- 閉会挨拶 鎌田功一会長(鳥羽商船高専)
以上
(幹事:清水健一)