「ネットワークRTK-GPSについて」

防衛大学校
浪江 宏宗

<講演概要>
 2000年以降、日本では、複数の基準局を利用して、例えば基線
長50 km以上の広域における多数の利用者に対して、その近傍に
基準局があれば出力されるであろう補正データを作成して、利用者
に伝送し、RTK-GPS測位を行う、いわゆるネットワーク方式
(VRS:仮想基準局)のRTK-GPS測位について、測位実験や研究が
なされてきた。
 本発表では、RTK-GPS測位、ネットワークRTK-GPS測位の概要
について説明し、現行、3種類のネットワークRTK-GPS測位方式、
Referetznetz方式(Geo++社 ドイツ)、Multiref方式(カルガリー
大学 カナダ)、Virtual Reference Station方式(テラサット社 
ドイツ)について、それぞれ概観した。


☆発表資料