<講演概要> 操船シミュレーター装置の大型化と映像技術は場面のリアル化 をもたらした。しかしながら、港内操船のシミュレーションに 絞ったとき、主体的存在である船舶モデルの操縦性能及び横移動に、 経験則が役立たない実操船と大きく異なる動きがある。港内操船 習得にはふさわしくない特徴的なところを例示し、その要素と 要因について考える。 最後に、現状のシミュレーターをいかにして活用するかの方法を 提案した。