2001年春季航法システム研究会報告
1. 日時 平成13年 5月24日(木) 15:00〜17:00
2. 場所 東京水産大学 大学会館会議室
3. 講演
*研究会会長挨拶
*「NAVの現状と対応」
東京商船大学 今津隼馬氏
船舶航行安全に関係の深いSOLAS条約第5章の改定について、国際海事機関(IMO)
の航行安全小委員会(NAV)での討議の概要と、新しい装置であるAIS(船舶自動識別装置)
やVDR(航海データ記録器)が同条約により搭載されることとなるまでの過程の紹介。
*「船舶のEMC対策」
東京商船大学 林尚吾氏
船舶の電子機器から放出される電磁波の強度に関する国際基準、その送出電波を小さくする
ための技術、及び放出電波削減の具体的な取り組み事例について、陸上で使用される一般的
電子機器との相違等を含めて紹介した。
*全体討論
上記2件の講演の後活発な質疑応答が行われ、有意義な講演会であった。
(4)参加者数 27名